2012年より帰還し一大事を収めた崔榮、神医を元の世界に返したいと王に告げ
高麗の武士の約束事は命に値する、その行方はどうなるか
韓国ドラマ『シンイー信義ー』の見どころや感動した点を細かく伝えています。
メディアによってストーリーの区切れが少し違うかもませんので、大まかにこの辺りの内容ということでお伝えしていきます。
まず、王妃が目覚める前、崔榮の約束の話をしているシーンでは、王様が個人の約束よりも大事な事があろうと仰るのを崔榮は、王様は正道を歩むべきと答えていて格好良かったです。
王妃が目覚めた後は、ユ・ウンスが見つかり次第、約束を守らせてくださいと王様にお願いするところは、崔榮の誠実さが出ていると感じました。
しかしここでも王様の忠実な臣下かどうかの試しがあり苦悩します。
崔榮にとって、最大級の苦悩と言っていいんじゃないかな。
でもその苦悩、いろいろありましたが最終的に、支えたのはユ・ウンスではないかなと思います。
ここから主に心理面で、大変なことが続きます。
崔榮が赤月隊にいた当時のことが詳しく出てきます。
ここは本当に感情が揺さぶられました。大きな見どころだと思っています。
王と対立する高麗の貴族、徳成府院君の飛ぶ鳥を落とす勢いとは
歴史上においても最大の対立する勢力として存在している元の皇后の兄、キ一族。
高麗の貴族、徳成府院君キ・チョルが登場します。
最初の話が、若返りの生薬の処方をしていましたので、高年の太閤秀吉が「若返りに執着」しているようすを連想をしました。
第2話の最後の方では、王妃が高麗に入るのを阻止出来なかったため、次の手を打ってきます。長く王には悩ましい強敵であったでしょう。
こういう点からもこのドラマは、実際も本当にこのようであったのではないかと思わせるところがあります。その都度書いて行きたいとおもいます。
ここで、史実はどうであったかというと、キ・チョル一族の勢力は長く非常に大きくありましたので、どう制圧するかが続いたとあります。最後は、このドラマのようになったとあります。
第2話での一番、印象に残る良かったところはここ
崔榮は自分の約束が果たせず、命で償いをとしましたが、ユ・ウンスにそれはダメと止められました。
言ってみれば、償いをしなかったのだから、もう一度持ち出して約束は有効であるとして崔榮は言います。「俺についてこい」と。
まだユ・ウンスは医者としての関わり合いとしか見ていない段階での初めての言葉ですね。
この言葉は、「必ず(元の世界に)帰すから。それまでついて来てくれ」ということで、これから何度か出てきます。
またこれは、昔の経験(赤月隊の同僚で婚約者の時にした事)にも通じています。
後で出てきますが、以前は出来なかったというか、守るからということを信じてもらえなかった。と崔榮は言っています。
それが今回のユ・ウンスにも同じように言っているのですが、ユ・ウンスには信じてもらえたということが自分(崔榮)を救います。この場面は、涙が出るほど感動しました。出てくるのは、まだ少し後ですが。
崔榮の身体で起きている異変とは
前身の赤月隊が並外れた武功を持つのは、赤月隊が特殊能力を持っている人達の集まりだったからで、崔榮も持っておりそれにより身体の治癒力も格段に良いのです。
しかし、それも少し後で出てきますが、心理面での病があると治癒力がよく働かない。つまり治ろうとしないのです。
天穴の場所で刺され、何とか宿まで戻り手術をして皇宮まで護衛してきましたが、熱が出ていることを隠しているのです。
これは崔榮の望みが職を離れることにあり、望みを叶えるためには熱を出してはいられないと崔榮は、考えているのです。
しかしこの望みは、本当の望みではないと後で気付くのですが、今はその前にさらに深刻な状態(身体の治癒力が効かない)になって行くのです。
この段階では、治癒力を働かせようとしているんだなと感じていました。
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